ホワイトニング講師を務め、自身もホワイトニング経験者である院長の中野浩輔がお答えします。
ホワイトニングで歯の色はどれくらい白くなりますか?
ホワイトニングは「歯を削らない、麻酔をしない、痛くない」など多くのメリットがありますが、ホワイトニングした途端に歯が真っ白になるわけではありません。 また患者さまの歯の色合いから徐々に白くなっていくので、どのくらい歯が白くなるかは個人差があります。
効果がゆっくりでてくるホームホワイトニングは、時間や方法によっても違ってきますが2週間ほどで効果を感じれる場合が多いです。
どんな歯でも白くできますか?
治療前の歯と比較すれば白くなる可能性は高いですが、白くできる度合いや思い通りに白くなったと実感できるかは患者さまによって様々です。 その為最初にホワイトニングが適しているかカウンセリングを十分にする必要があります。
例えば、子供の時に飲んだ薬(テトラサイクリン系)の影響で変色してしまった場合、ホワイトンニングが有効なケースもありますが、白くできるレベルには限界があります。その為、歯の状態によってはホワイトニングが適さない場合もあることをご理解ください。
どこの歯科医院でホワイトニングを受けれますか? あと料金も知りたいです。
昔に比べると、多くの歯科医院でホワイトニングを受けられるようになってきました。まずはネット検索したり、気になる歯科医院に電話で聞いてみましょう。
治療料金ですが、ホワイトニングは自由診療なので医院によって違ってきます。その為、料金の安さに目を奪われていると、トータルでは高くついてしまうケースがあります。
この様なことが起きないよう医院それぞれの料金システムを理解し、事前確認で「どこまで治療してもらえるのか?」「トータルでの支払いはいくらか?」など確認しておきましょう。
また、使用するホワイトニング剤の種類や、歯科医院の立地(都市部や地方)によっても料金は異なってきますので、様々な要素を考慮して医院選びをしてください。
ホワイトニング治療は痛くありませんか?
ホワイトニング自体は痛くありませんが、人によっては知覚過敏が起き、歯がしみることがあります。
主な原因は、深い虫歯を治療した時の詰め物があったり、歯に目では見えないヒビがあると高い確率で起こります。
ですが、一過性の症状なので心配いりませんし、フッ素クリームでしみる症状を抑えることができます。
短時間で終わるホワイトニング治療はありますか?
ホワイトニングの種類を大きく分けると下記の2種類になります。
この選択肢の場合、歯科医院での治療で構わなければオフィスホワイトニングが向いています。 まずは専門医に「どれぐらいの期間で白くしたいか」を伝えるのが良いでしょう。
白くなった歯は、永久に持続しますか?
残念ながら、ホワイトニングで白くなった歯は必ず一定の後戻りが起きます。
その為、歯の白さを長期間に渡って持続させるにはタッチアップと呼ばれる簡単なケア(3~6ヶ月に1度の簡単なホームホワイトニングなど)が必要になります。
市販の歯磨き粉で歯を白くできますか?
歯が白くなったと感じるレベルは、人によって様々なので何とも言えませんが専門的な視点から見た場合は市販の歯磨き粉で歯を白くするのは難しいと考えます。
その理由は、ホワイトニング効果が期待できる主な薬剤「過酸化尿素、過酸化水素」などは、日本の薬事法で市販の歯磨き粉に入れることができなかったり、濃度に制限がある為です。
ホワイトニングに興味はありますが、効果がでるか心配です。
ほとんどの場合、現状より歯は白くなります。その度合いによって、印象や見た目の雰囲気が良くなったり、気持ちに自信がつくなど精神的な効果が期待できます。
ただし人によって歯が白くなる度合いは違いますし、ホワイトニング治療後の感じ方は人それぞれなので効果は断言できません。
歯の色や質は、人によって違いますか?
髪の毛や皮膚の色に個人差があるように、歯の色や質にも個人差があります。また、加齢とともに歯は黄色くなっていきます。
どうしてホワイトニングをすると、歯の黄ばみが白くなるのですか?
過酸化水素や過酸化尿素が歯の色素を分解することで、歯の色が白くなります。
誰でもホワイトニングはできますか?
ホワイトニングが難しい方もいらっしゃいます。できるか気になる場合はお気軽にご相談ください。
ホワイトニングについて気になることががあれば、下記サービスをご利用ください。